化粧水

化粧水は、皮膚の表面にうるおいを与えて水々しい肌にする、
皮膚の一定の刺激を与えて皮膚の生理機能を円滑に行なわせる、皮膚を冷却して、
そう快感を与えるなどのはたらきがあります。
化粧水の種類は、アルカリ性のもの、中性のもの、酸性のものがあって、はたらきが違います。
アルカリ性化粧水は、グリセリンを5〜10%含み、アルカリ度の高いものは、
老化した角質を溶かす能力にすぐれているので、
皮膚の表面をなめらかでうるおいのあるものにするときに使うものです。
グリセリンには吸湿性があって、外気の湿気を吸収して皮膚をやわらかにするのです。
アルカリ性化粧水の中でも、PH7(中性)に近い弱アルカリは皮膚をやわらげ弾力性を与えます。
中性化粧品もグリセリンを含むものが多く、角質層に湿気を吸収するはたらきがあるので、
肌をしっとりさせます。
酸性化粧水は、弱酸性化粧水と酸性化粧水があります。弱酸性化粧水は、
皮膚を正常なPHに保ちます。
PHは、5〜6くらいで、肌に作用もおだやかです。
夏に汗をかいて、皮膚の表面がアルカリ性に傾いているようなときでも、
こうした化粧品を使うと、肌を弱酸性にもってくことができます。
酸性化粧水は、酸性度を高めることで、皮膚をひきしめる力をさらに強化したものです。
ふつう、アルコールが入っています。
皮膚に冷水を作用させると、皮膚は収縮しますが、冷水のかわりに、
アルコールが皮膚をひきしめるはたらきをしています。
また、酸による刺激で、汗や皮脂の分泌を抑制するはたらきがあります。
ですから、脂性の人や夏で汗をかきやすいときに適していますが、冬期に続けて使うと、
肌を弱めることにもなります。
いずれにしても、肌を弱酸性に保つことは皮膚の表面の細菌の増殖をおさえるはたらきをします。
